田島征彦の絵本


知らなかったんですが。
田島征三と、田島征彦って、一卵性の双子だったのですね。
どおりで、名前も似てるし、作風も似てる。
でも、作品を比べてみると、やっぱり違うんだな。

ゆきちゃんせいちゃん往復書簡

ゆきちゃんせいちゃん往復書簡

ふたりはふたご

ふたりはふたご


で、田島征彦の作品。

じごくのそうべえ (童心社の絵本)

じごくのそうべえ (童心社の絵本)

じごくのそうべえシリーズ。
上方落語のナンセンスな世界。
読み聞かせでオーバーに演技して読むと、
子どもは喜ぶよ。これ、楽しい(^^♪


からすじぞう

からすじぞう

カラスのヒナを人間がさらうと、
カラスが怒って、人間の赤ちゃんを奪いに来る。
そこで、村人は自分たちのしたことを後悔する。
地蔵が身代わりになってくれて、赤ちゃんが帰ってくる。


とくべえとおへそ (童心社の絵本)

とくべえとおへそ (童心社の絵本)

新版 祗園祭 (単行本絵本)

新版 祗園祭 (単行本絵本)


征三が「動」で、芸術的。
征彦が「静」で、文学的。

な、カンジを、私は受けましたよ。