エルシー・ピドック、ゆめでなわとびをする

エルシー・ピドック、ゆめでなわとびをする (大型絵本)

エルシー・ピドック、ゆめでなわとびをする (大型絵本)

最近、エリナー・ファージョンという作家をみつけて、ハマっちゃってるんですが、この絵本、イイ!もとは、マーティン・ピピンの中の話です。絵本の体裁は取っているけれども、内容から見ると、読み物と思ったがよさそう。絵本にしては話が長い。文字が多い。10分間の読み聞かせには使えない。子供が、自分一人で文字を読んで、エルシー・ピドックのお話の世界へ行くのが正解。なんていうかね、おとぎ話的というか、マザーグース的というか、雰囲気がいい。月明かりの山で、妖精とエルシーは眠ったまま縄跳びをするわけですよ。幻想的かと思えば、現実的なところもあって、まさに現代の童話だなあと思う。