おそばのくきはなぜあかい



最近やっと、この本を手にとって読むことができた。
この絵本すごいの。


発売日が1954年9月。戦後まもなく。
そこでまず驚くんだけれど。


でもね、現在読んでみても、全然古びない。そこでも驚き。
石井桃子の文章も古くならないし。ちゃんと分かる。
初山滋の絵も、古くならない。かえって新鮮な感じを受ける。


最初、絵を見た時は、
「え、これがオソバなの?」って思うけれど、
眺めているうちに、ああ、これはオソバだ。
オソバが擬人化されて歩いてる。
と、妙に納得したりする。


話は変わって、最近子供に、
「何で海の水は、しょっぱいの?」と、聞かれて、
「その話、私は知ってるけど、それで君が納得できるかどうか・・・」
と答えると、
「それでいいから教えて」というので、


この絵本のおはなしをしました。


「ふ〜ん。って、それ、ちがうやろ。それ、おはなしやん!」


と、突っ込まれてしまいました。ははは(^^ゞ