コンチキ号漂流記


コンチキ号漂流記 (偕成社文庫 (3010))

コンチキ号漂流記 (偕成社文庫 (3010))


これ、私が買ったのと、表紙が違うな。
もっとマンガチックな絵だったよ。
まあ、それはそれとして。


これ、おもしろかった。
民俗学者のノンフィクションなんだけれども、楽しい。
筆者の文才か、はたまた翻訳が上手なのか。


南アメリカから、古代船で、太平洋を横断するんだけれど。
すごく気持ちよさそう。
そりゃあ、天候や進路、食料とか、船のメンテナンスとか、
心配事はあるけれど、


モーターを使わない船だからこそ、体験できることがあるんで。


船の底に藻や海草がはえて、貝や魚が住み着いたり。
船の後ろを大型の魚がついてきたり。
サメとたわむれたり。
その魚を釣り上げて、晩御飯にしたり。


地球ロマンです。(^^♪