今日の早川さん
- 作者: coco
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2007/09/07
- メディア: コミック
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読みました〜。面白いね〜。
本好きも、ほどほどにしてよ。(^^ゞ
いろんな文庫の特徴がそれぞれのキャラクターに出てる。
SF(ハヤカワ)と、ホラーと、純文学(岩波)と、ライトノベル(富士見)と、かん子さん。
帆掛さんって、そういう文庫あるんだろうか。私は知らない。
かん子さんって、あの、かん子さんなんだろうか。
数々の謎をはらみつつ、楽しく読みました。
いろんな解説も面白い。
中学・高校生くらいから楽しめる?
ホラーとか、BLとか、レズとかが香りますけれど。
ええと、岩波さんが結婚して、
子どもができたとすると、岩波子どもの本。
成長して、小学生くらいになると、岩波少年文庫。ピンクカバー。
そのお友達、青い鳥文庫。これは女の子かな。
福音館文庫、フォア文庫、偕成社、ポプラだっけ。
で、中学で岩波少年文庫の、緑カバー。
って、感じかなあ。
[読み物]ウルフ・スタルク
兄弟関係の絵本で、思い出したので、紹介。ウルフ・スタルク。
- 作者: ウルフスタルク,はたこうしろう,Ulf Stark,菱木晃子
- 出版社/メーカー: 小峰書店
- 発売日: 1999/05/01
- メディア: 単行本
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- 作者: ウルフスタルク,Ulf Stark,菱木晃子
- 出版社/メーカー: 偕成社
- 発売日: 1996/05/01
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- 作者: ウルフスタルク,堀川理万子,Ulf Stark,菱木晃子
- 出版社/メーカー: 小峰書店
- 発売日: 2001/11
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- 作者: ウルフスタルク,木村桂子,Ulf Stark,石井登志子
- 出版社/メーカー: 小峰書店
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- 作者: ウルフスタルク,はたこうしろう,Ulf Stark,菱木晃子
- 出版社/メーカー: 小峰書店
- 発売日: 2004/10
- メディア: 単行本
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私が読んだのは、これくらい。
ウルフ・スタルクの世界は、飄々としてて、面白い。
子供心が分かってる作家。悪ガキだね。男の子が生き生きしてる。
主題としては、「家族」「子供」だね。
わたしのおうち
- 作者: 神沢利子,山脇百合子
- 出版社/メーカー: あかね書房
- 発売日: 1982/03
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弟がテープ貼ったり、マジックで書いたり、邪魔するから、ぶったら泣き出して、お姉ちゃんは野原に逃げる。おうちを持って。で、野原でおうちごっこの想像が広がる。あとで、弟も来て、一緒に遊ぶ。楽しそう。
山脇百合子の絵って、イイ。子供心がある。
類型の本で、いとうひろしの『ごきげんなすてご』を思い出した。
あれも、お姉ちゃんが弟が生まれたのが面白くなくて、ダンボール箱と家出する。
- 作者: 伊東寛
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 1995/01/01
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やっかいなおくりもの―ごきげんなすてご〈2〉 (BOOKS FOR CHILDREN)
- 作者: 伊東寛
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 1995/12/01
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- 作者: いとうひろし
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 1999/04/01
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- 作者: いとうひろし
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2002/02/01
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- 作者: いとうひろし
- 出版社/メーカー: 徳間書店
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ゾロトウの『ねえさんといもうと』も類型かな。
ねえさんといもうと (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)
- 作者: シャーロットゾロトウ,マーサアレキサンダー,Charlotte Zolotow,Martha Alexander,やがわすみこ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 2006/03
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『にいさんといもうと』もあるらしい。男女が変わると状況も変わるだろうな。
- 作者: シャーロット・シャピーロゾロトウ,メアリチャルマーズ,矢川澄子
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1988/07/01
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兄さんと弟だと、ウルフ・スタルクが思い当たる。
- 作者: ウルフスタルク,マティレップ,Ulf Stark,Mati Lepp,菱木晃子
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2002/05
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兄弟間の心の動きって、微妙で複雑なんだよねえ。
[絵本]ルース・エインズワース
- 作者: ルースエインズワース,堀内誠一,石井桃子
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 2003/11/20
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『こすずめのぼうけん』は、幼稚園、小学校低学年くらいが旬かなあと思う。
最後の心温まる感が、オススメ。
- 作者: ルースエインズワース,山内ふじ江,Ruth Ainsworth,荒このみ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1999/10/15
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魔女のおくりもの (岩波少年文庫(1056)―かめのシェルオーバーのお話 2)
- 作者: ルース・エインズワース,河本祥子
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1997/02/14
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ねこのお客 (岩波少年文庫(1055)―かめのシェルオーバーのお話 1)
- 作者: ルース・エインズワース,河本祥子
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1996/12/16
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隠者の夕暮・シュタンツだより
- 作者: ペスタロッチー,長田新
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1982/09/01
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教育学の基本。ペスタロッチなんですが。読んでなかった。
私、教育学部だったのに。どういうことかしら。(^_^;)
で、思い立って、本を購入。ところが。
岩波文庫で当たれば、ペスタロッチの著作が揃うだろうと思っていたんだけれど、
あったのは、『隠者の夕暮・シュタンツだより』のみ。
あれれ?ゲルトルートとか、白鳥の歌とか、エイジ殺し、・・・。
なんかも読みたいんだけれどなあ。見つからない。変だなあ。
とにかく、購入した本を開いて『隠者の夕暮』を読む。
うわ、何この読みにくい文章は。とか思いながら。
クラクラしながらなんとか読み進める。
本文のあとに注釈が沢山ついている。そのあと、解説が。
注釈と解説を読んで、やっと、理解。
つまり、ペスタロッチが大学を出て、
理想を求めて、農場経営とか、貧民学校で挫折して、
考えたことを雑誌に投稿した記事を寄せ集めたのが、『隠者の夕暮れ』。
処女作。誤植も多い。
途中、他の人に編集されたりして、本人の意図とは違っていたりする
なんか抽象的な言葉や、修飾語が多くて、読みにくい。
う〜ん、でも意気込みはなんとなく伝わってくるか。
このあと、シュタンツの孤児院を経営するわけで。
『シュタンツだより』に読み進む。『隠者の夕暮れ』よりは、読みやすい。
これはシュタンツ孤児院が閉鎖されたあと、知人へあてた手紙の文章。
愛ですね。孤児への分け隔てない愛。人間を人間として認めること。
三五 わたしは子供に口で説明してやることはめったになかった。わたしは道徳も宗教も彼らに教えはしなかった。しかし呼吸が一々聞けるほど彼らが静かにしているとき、わたしは尋ねた。「お前たちは騒いでいるときよりこうしているときの方が賢くもなり立派にもなりはしないか」彼らがわたしの頸に縋りついて、わたしをお父さんと呼んだとき、わたしは尋ねた。「子供たちよ、お前たちは自分のお父さんに虚言(うそ)を言ってもいいか。わたしに接吻しておいて、陰でわたしをいじめるようなことをしても正しいか」話がシュタンツの界隈では貧乏で困っているということに触れたので、孤児院におる彼らが喜びもすれば、また幸福だと感じもしたとき、わたしは言った。「人間の心に慈悲深い心をお与えくださる神さまはご立派ではないか」
・・・
それは良いことか悪いことか、自分で考えなさいと、子どもを諭す父親。
五二 ・・・だがわたしにはこの天使のような眼は人生の高尚な楽しみだった。のみならずわたしは皺の寄った顔には我慢できなかったので、彼ら自身のために皺の寄った額をこすりのばしてやった。すると彼らは微笑んで、互いに皺を寄せることを憚った。
子どもが額にしわを寄せているのが嫌で、しわを伸ばしてやる。愛だ。
朝起きて、夜眠るまで、子どもの世話と教育。
父であり、母であり、看護士であり、教師であり、友人。
時には感染症も流行る。これは大変。
そして、周りの大人の無理解。
孤児院に子どもを預け、子どもが小ぎれいになると、連れ戻しにくる親。
なぜペスタロッチがこの事業をやっているのか理解できず、あざける大人。
はあ〜、切ないぜ。ペスタロッチ。
上流社会の、形式にこだわった窮屈な教育ではなくて、
貧しい人々にこそ、格差を乗り越えるのに教育が必要なわけで、
孤児院の子供たちに、教育の種をまこうとしたわけだ。
で、ペスタロッチがこの生活で得た経験で、新しい教育方法が生まれ、
暗誦的、教条的な教育ではない、新教育が生まれてくるわけですな。